💟 ジェーン・フレイザーとは？
米金融大手シティグループの史上初の女性CEO（Wall Streetの金融機関で初の女性CEO）と凄腕女性リーダー
ゴールドマン、McKinsey（金融セクター）、Citiとずっと金融領域でのキャリア
男性のイメージが強い金融機関で、女性リーダーの育成に力を入れる
💟 経歴
ケンブリッジ大学経済学部卒業後、ゴールドマンサックスのM&Aアナリストとして2年働く
当時の同僚の多くが多言語を話すことに憧れを感じ、スペインの証券会社に転職しスペイン語も学ぶ
アメリカで勉強するため渡米し、ハーバードビジネススクールを卒業する
その後、McKinsey & Companyの金融セクター・Global Strategyで働き、パートナーになる。パートナー時代には育児のため、6年程パートタイムで働いた
2004年にCitiに引き抜かれ、2009年 Citi Private Bank CEO、2013年 Citi Mortgage CEO、2014年 US Consumer and Commercial Banking CEO、2015年 Citigroup Latin America CEOなど、数々の重要なポジションを経験し、2020年に Citigroup 全体のCEOに任命された
💟 リーダーシップスタイル
自分の意思や意見を隠さずに伝えるが、Empathy系リーダーシップ
給料体系の見直し
ワークライフバランス（金曜日はリモートワークOK）
自分よりベターだと思う人をチームに置く謙虚さ
💟 女性に向けたアドバイス
いつも他人の成功を支援すること。
そうすることで、最終的に自分に人が集まりチャンスや機会が与えられる。今まで自分から手を挙げて仕事を求めたことはなく、いつも他人が私ならできるのではと推薦してくれたキャリアだった。
メンターを持ち、誰が自分にチャンスや機会を与えてくれるか判断すること
メンターの種類は、(1)良いアドバイスをくれるメンター、 (2)人脈があるメンター、 (3)大切にしてくれるメンターがいて、どのメンターか自分にとって良いか判断すること
120％完璧じゃなくてもよい！
いつも新しい事に挑戦する時は怖いし、自分じゃ十分ではないと思ってしまうが、完璧な人などいない。
💟 女性活躍支援の活動
citigroupでの女性リーダーの割合を増やす活動（2018年37% → 2022年41％）
💟 名言
“Your career is going to be measured in decades, and you’ll probably have many careers in your life, so make sure that you really enjoy each period of your life and make the most of it,”
💟 筆者が思う彼女から学ぶこと
メンターを持つことの大切さ
社内での競争はあるが、他人の成功も支援できる余裕が必要
何歳になっても、自分の知らない分野に挑戦して成長しようという姿勢
💟 最後に
こんなにバリキャリなのに、他人の成功に寄与する動き方をしたり、自分で手を挙げて仕事をもらいにいくよりも、他人に指名されて新しい仕事に就いたりと、自分が思っているバリキャリのイメージと全然違うのに驚いた。また長いキャリアの間、メンターの存在が大きかったとのことで自分もメンター探しをしたい。
☘️ 参考記事など ☘️
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